株式会社アーシャルデザイン 代表取締役社長 小園翔太さまのご感想
オフサイトミーティングを開催しようと思った背景について教えてください。
今年に入ってから、会社を拡大路線へと方針を大きく変えたということもあり、会社の理念までもが変わってしまったのではないか、と感じているメンバーがいるようでした。
しかし、実際には理念は変わっておらず、オフサイトミーティングを通じて理念を再確認していきたいと思ったのがきっかけでした。会社の拡大に必要なのはメンバーであり、そのためにはみんなが同じ方向を向く必要がありました。
今回はどういうテーマで開催されましたか?
今回の目的は、「お互いを知ること」「オープンマインドであること」でした。
そこでまずは、メンバーのライフライン・人生観の共有を行ないました。0歳のときから今までの経験やできごとを一人20分の持ち時間で発表することで、日々の業務のなかでは知ることができないメンバーの過去の経験や考え方などを知ることができました。
また、行動指針の見直しも行なっていきました。今までは、社長である私自身が考え、決めてきた部分ですが、これからはメンバーみんなが同じ方向を向くべく、行動指針をメンバー同士でディスカッションをしながら決めていきました。
今回、貴社の中で工夫された点、意識された点などはありますか?
まず一番に意識したのは、「話しやすい雰囲気をつくる」ということです。会議環境についても圧迫感のないように、人数に対して会議室の広さを広くしてもらいました。
また、普段のオフィスとは違う、山や海が近く開放的な雰囲気であること、BBQなどを行なうことでメンバー間の距離を縮められるようにすることなどを特に意識していました。
また、2日目の会議では3つのグループに分かれてディスカッションを行なったのですが、音楽を流しながらリラックスできる環境づくりを行ないました。
〈写真〉オフサイトミーティングの様子
普段のオフィスでの会議や仕事・作業と、オフサイトミーティングが決定的に違った点は?
あえて外に出て海の近くで会議をすることで、気持ち的にもオープンになりますし、普段のオフィスではなかなか出てこないような意見が出てきたり、常に前向きな雰囲気のもと会議を進めることができました。
オフサイトミーティングから帰ってきてから、コミュニケーションの点で変化はありましたか?
今回のオフサイトミーティングで、お互いの価値観を知ることができたので、コミュニケーションが活性化したように思います。今まではチャットツール上の会話だけで終えてしまっていた部分も、実際にメンバー同士が会話をしてコミュニケーションを取ることが増えました。
オフサイトミーティング中に決めた行動指針が、会話のなかで出てくるようになったりと、良い変化を感じられています。
〈写真〉株式会社アーシャルデザイン 代表取締役社長 小園翔太さま